ウィーン中央墓地 ~大作曲家たちに挨拶に行こう~

スポンサーリンク

普通日本で「お墓に行く」といえば、お墓参りかせいぜい肝試しくらいですよね。
日本ではちょっと暗くて怖いイメージのあるお墓ですが、ヨーロッパの墓地は綺麗にお花が飾られるなど手入れが行き届いており、散歩に訪れる人がいるくらい明るい雰囲気なんです。

ウィーン中央墓地も、そんな墓地の一つ。

ベートーヴェンやブラームスなど大作曲家が眠るこの場所には、多くのクラシック好きの人々がその楽聖の魂に挨拶にやってきます。

先日ウィーン中央墓地にお散歩に行ってきたので、今回はその見どころをご紹介したいと思います。

スポンサーリンク


ウィーン中央墓地の行き方

ウィーン中央墓地は、中心街から少し離れた場所に位置しています。
地下鉄で直接アクセスできないので、土地勘のない人は少し不安かもしれませんが、実は公共交通機関で簡単にたどり着くことができます。
お勧めのアクセスの仕方を紹介しますので、参考にしてみてくださいね。

・市電71で乗り換えなしでアクセス

観光の中心地、国立歌劇場があるKarlsplatz(カールスプラッツ)駅周辺から出発するときにお勧めの行き方です。

市電71の一番わかりやすい乗り場は国立歌劇場の前ではないでしょうか。

国立歌劇場の正面玄関の、道路を挟んだ場所にある市電乗り場から市電71番、「Zentralfriedhof(ツェントラルフリードホーフ)」行きに乗りましょう。
このツェントラルフリードホーフというのが、中央墓地、という意味ですよ。

ちなみにこの市電乗り場には、1,2,Dなど他の番号の市電も乗り入れているので、必ず71と書いた電車を選ぶようにしてください。

ウィーンの中央墓地はとても広いため、墓地には第一門、第二門、第三門、第4門という4つの門があり、それぞれの門の前に市電の駅があります。

楽聖達のお墓を訪れるならば第2門「Zentralfriedhof 2.Tor(ツェントラルフリードホーフ・ツヴァイテ・トーア)」という終点の一つ前の駅で下車すると一番便利です。

でも、間違ったら一駅分歩くか、次の市電を待って乗ればいいだけなので、緊張せずに行きましょうね!

所要時間は約30分です。

・地下鉄と市電を乗り継いで行く

ウィーンの中心Stephansplatz(ステファンスプラッツ)など、地下鉄3号線の駅付近から出発するのならば、地下鉄と市電を組み合わせて行ってもよいでしょう。

この行き方ならば、地下鉄3号線のSimmering(シマリング)行きの電車に乗って、終点シマリングで下車します。

市電のマークが書いてある出口から地上に上がり、71番、または6番の市電に乗り換えて「Zentralfriedhof 2.Tor(ツェントラルフリードホーフ・ツヴァイテ・トーア)」で降車しましょう。

スポンサーリンク


ウィーン中央墓地 名誉地区までの行き方

市電を降りると、すぐ目の前が中央墓地の入口です。入口はこんな感じ!
すごい立派な門ですねー。

門の前にはお花屋さんがあります。
お気に入りの作曲家にお花をお供えしたいのであれば、ここで購入してもよいですね!

門をくぐると、すぐ右側にOberlaa(オーバラー)というウィーンで人気のカフェの支店があります。

お墓でカフェなんて誰が行くの?(笑)と笑いながらテラス席を覗いてみたら、なんと満席!もはや観光地です(笑)。

門からはまっすぐにこんな並木道が伸びています。夏でも木陰ができていて気持ちいいです。
突き当りに教会が見えるので、そちらに向かって5分ほど歩いて行きましょう。

スポンサーリンク

しばらくすると、左手にウィーンで功績を残した人々が眠る名誉地区が見えてきます。
音楽家が眠るのは32Aという区域。
広い墓地なので、見つけられるか不安に思う方もいらっしゃるかと思いますが、いつもこの区域だけたくさんの観光客がいるので、すぐにわかるはずです。

小さいですが、「MUSIKER」(ムジカー(音楽家))と書かれた看板も立っていました。

名誉地区32Aで会える音楽家たちは誰?

さて、こちらが名だたる音楽家たちが眠る名誉地区32Aです!
どんな音楽家たちがいるのでしょうか?

こちらは運命交響曲や、エリーゼのためになどを作曲したことで有名なベートーヴェンのお墓。墓石に、Beethovenと刻まれていますね。
色鮮やかな花が飾られていて、とても綺麗でした。
ベートーヴェンはドイツ生まれの作曲家ですが、ウィーンに移住してきたんですね。

ベートーヴェンがウィーンで住んでいた家のいくつかは、今でもミュージアムとして見学することが可能ですよ。

ベートーヴェンと聞いて、みなさんは何を思い浮かべるでしょうか。 小学校の音楽室に飾ってあった、あのいかめしい顔の肖像画でしょうか? はたまた「じゃじゃじゃじゃーん!」という、あの交響曲5番の冒頭のメロディーでしょうか? ベートーヴ...

この頭を抱えたおじさんのお墓は、「子守歌」や「ハンガリーダンス」で有名なブラームスのお墓。
ブラームスもドイツ生まれの作曲家ですが、ウィーンで生涯を閉じたのですね。

こちらは正真正銘ウィーンっ子の作曲家、ヨハン・シュトラウスのお墓。
彼の作曲したワルツやポルカは今でもオーストリアの人々に愛されています。

こちらはシューベルトのお墓。シューベルトもウィーンに生まれ、ウィーンで没した作曲家です。中学校の教科書に載っていた「魔王」など、すばらしい歌曲を多く作曲したことで知られています。

地区の中央にある、こちらの像はモーツァルトの記念碑です。
モーツァルトは当時共同墓地に埋葬されたため、彼の遺体はどこにあるのかわからなくなってしまったのだそうです。

べー

まとめ

クラシック音楽ファンであれば、是非是非一度訪れてほしいウィーン中央墓地!
お墓を目の前にすると「本当にこの人は、この地に存在したんだな。。。!」という実感が湧いてきて感無量になると思います!

でも、いくら美しい西洋の墓地と言えど、冬真っ暗で雪が降っているなか訪れると、さすがにちょっぴり怖いかもしれないので(笑)、お天気がいい日にお散歩がてら訪れてみてくださいね!

ちなみに季節によって開園時間は変化します!訪れる際には必ず開園時間をチェックしてくださいね。

Zentralfriedhof

住所:Simmeringer Hauptstraße 234, 2. Tor (Haupteingang), 1110 Wien
電話:+43 1 534 69
開園時間: 11月3日から2月 8:00~17:00、3月 7:00~18:00、4月~9月 7:00~19:00、10月1日~11月2日 7:00~18:00
入園料: 無料

スポンサーリンク




スポンサーリンク
%d人のブロガーが「いいね」をつけました。