ウィーンで子どものパスポートを取得した話

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ふと気が付くと、子どものパスポートの期限が切れておりました。

オーストリアという国は面積は小さいくせに8か国もの国に隣接しているので、車でちょっとお出かけ~なんて走ってると、うっかり外国に入っていたりするんです。

そのため、パスポートは日ごろから持っていたほうが「ちょっと外国に小旅行 or お買い物」に行くのに便利。

わが子は日本人とオーストリア人のハーフなので、日本のパスポートとオーストリアのパスポートの両方を所持していますが、今回期限が切れていたのはオーストリアのパスポートです。

今回はウィーンで子どものオーストリア国のパスポートを取得する方法をご紹介しましょう。

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オーストリアのパスポート取得に必要なもの

以前にパスポートを取得したことがある場合

・保護者(自分)の身分証明書
・期限が切れた(切れる)古いパスポート
・パスポート用の写真1枚
・自分が子どもの保護者であるという証明書
・お金

■はじめてパスポートを申請する場合

・保護者(自分)の身分証明書
・子どもの出生証明書(Geburtsurkunde(ゲブルツウアクンデ))
・子どもの国籍証明書(Staatsbürgerschaftsnachweis(シュターツビュルガーシャフトナハヴァイス)
・パスポート用の写真1枚
・自分が子どもの保護者であるという証明書
・お金

これらが公式に求められている書類です。

しかし、役所の係員によっては、以前にパスポートを申請したことがあるのにも関わらず、子どもの出生証明書や国籍証明書の提示を求めてくる人がいます!

これは、オーストリアあるあるで、情報が徹底されてないために起こる罠。

係員と言い合いする時間のロスとストレスを避けるために、パスポートの更新であっても一応出生証明書や国籍証明書を持って行くことをお勧めします。

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必要書類の注意点、取得方法

■身分証明書には
パスポート
滞在許可証(Aufenthaltstitel(アウフエントハルツティーテル))
などを持っていきましょう。
保護者とは基本的に父親または母親です。

■パスポート写真には規格があります。
・サイズは35mm×45mm。
・6か月以内に撮影されたもの。
カラー写真

この条件を満たしたもののみが受け付けられます。
パスポート写真をプロに撮ってもらうのは費用がかさむので、自分のデジカメで撮って物を使用することも可能なようですが、条件が厳しくて(背景の色や、顔と体のバランスなど)結局役所で却下されることも多いようです。
役所の係員によっては、自分で撮った写真自体を認めてくれない場合もあるので、面倒を避けるのならば初めからプロの写真、または駅構内などに設置してある、無人のスピード写真のボックスを使うことをお勧めします。

■子どもの出生証明書(Geburtsurkunde)
オーストリアで子どもを出産した場合には、出産から1週間以内に役所に届け出る必要があります。届けを出したときに受け取ることができるのが出産証明書です。病院によっては Babypoint(ベビーポイント)という場所が院内にあり、そこで発行してもらうこともできます。

■子どもの国籍証明書
市役所で発行してもらうことができます。

■自分が子どもの保護者であるという証明書

・結婚している場合は結婚証明書(Hairatsurkunde(ハイラーツウアクンデ))
結婚していない場合は出生証明書(Geburtsurkunde(ゲブルツウアクンデ))です。

日本人は出生証明書がないので、戸籍謄本(または戸籍抄本)で代用します。

■お金は、子どもの年齢と発行するまでの日数によって変わります。

2歳の誕生日まで

  • Reisepass (ライゼパス) 申請から約5日後に発行:無料
  • Expresspass (エクスプレスパス) 申請から2,3日後に発行:45ユーロ
  • Ein-Tages-Expresspass(アイン・ターゲス・エクスプレスパス)
    1日で発行:165ユーロ

2歳~12歳まで

  • Reisepass (ライゼパス) 申請から約5日後に発行: 30 ユーロ
  • Expresspass (エクスプレスパス) 申請から2,3日後に発行: 45 ユーロ
  • Ein-Tages-Expresspass(アイン・ターゲス・エクスプレスパス)
    1日で発行: 165ユーロ

12歳から18歳まで

  • Reisepass (ライゼパス) 申請から約5日後に発行 : 75,90ユーロ
  • Expresspass (エクスプレスパス) 申請から2,3日後に発行: 100ユーロ
  • Ein-Tages-Expresspass (アイン・ターゲス・エクスプレスパス)
    1日で発行: 220 ユーロ

子どものパスポート写真を撮りに行ってきた

6か月以内に撮影された子どもパスポート写真なんてもちろん手元になかったため、撮影に行ってきました。

便利で安価なのは街中や駅構内にある、パスポート写真が撮れるスピード写真ボックスです。値段は6ユーロくらいが普通ですが、お釣りが返ってこないものが多いのでちょっと厄介。
自分だったらこのボックスで十分ですが、子どもってじっと座っててくれないですよね。。

と、言うわけでウィーン市内にもたくさんの支店があるHartlauer(ハートラウアー)というお店に行ってきました。

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こちらは1区のWipplingerstraßeにある支店。

ハートラウアーは写真プリントとか、写真グッズを作れたりするお店ですが、パスポート写真も撮ってもらえます。

このお店は、子どものはじめてのパスポートを作成する際に、日本大使館の職員さんから紹介してもらいました。ここにはバウンサーなんかも置いてあって、赤ちゃんのパスポート写真も撮ってもらえるのですごく便利です。

店内のこんな感じのところで撮ってもらえます。

子どもが撮影拒否して迷惑かけないか内心ドキドキしていたのですが、さすがプロ。あっという間に子どもの機嫌をとってくれて、3分ほどで撮影は終了しました。

撮影後は、すぐにパスポート写真を現像してくれるのでそのまま持ち帰ることができます。
写真は4枚で13,8ユーロだったかな。

オーストリアのパスポート写真はお店でとると10ユーロから25ユーロくらいというテスト結果があるので、OKな金額ではないかと思います。

オーストリアのパスポートの申請ができる場所と時間

パスポート申請ができるウィーン市内の役所は全部で19か所。

住所をまとめてみました。

1区 Wipplingerstraße 8
2区 Karmelitergasse 9
3区 Karl-Borromäus-Platz 3
5区 Rechte Wienzeile 105
7区   Hermanngasse 24-26
9区 Willhelm-Exner-Gasse 5
10区 Laxenburger Straße 43-45
11区 Enkplatz 2
12区 Schönbrnner Straße 259
13区 Dommayergasse 12
15区 Gasgasse 8-10
16区 Richard-Wargner-Platz 19
17区 Elterleinplatz 14
18区 Martinstraße 100
19区 Gatterburggasse 12
20区 Brigittaplatz 10
21区 Am Spitz 1
22区 Schrödingerplatz 1
23区 Perchtoldsdolfer Straße 2

申請可能な時間帯は基本

・月、火、水、金曜日 8時から13時(午後は予約者のみ可能)
・木曜日 8時から17時半

です。

パスポート申請に行ってきた

必要書類が全部そろったので、満を持して役所に行ってきました。
私は5区の役所に行ってきましたよ。
地下鉄4号線のPilgrammgasse(ピルグラムガッセ)を出た目の前にあるので行くのはとても簡単でした。

入口を入ると、エントランスはこんな感じ。

カウンターのわきにこんな機械があるので、「Pass Personalausweis」(パス・ペゾナールアウスヴァイス)と書かれている一番上のボタンを押します。

ボタンを押すと番号札が出てきました。

この番号がディスプレイに表示されるまで待ちます。
この日はそんなに混んでいなかったので、待ち時間は5分ほどでした。

番号がディスプレイに表示されたら、番号の隣に表示されていたナンバーの部屋に向かいます。

ノックして入室しましょう。

部屋の中には女性が二人。一人の女性に「こっちです」と呼ばれたので、そちらのカウンターに。

「子どものパスポートが作りたいんですけど」

と、自信満々に持ってきた書類を全て見せたところ

「必要書類は完璧ですね。ただし、お客様、肝心なものをお忘れです。」

と係員。

・・・えっ?何?

「お子様ご本人がご一緒でないと申請できません。」

おーのおぉぉぉぉぉー!

そ、そりゃそうですよね。でも、それサイトに書いといてほしかった、、、。

というわけで、この日は泣く泣く撤退。

でもよく考えると役所のパスポートセンターって、予約しない限りほとんど平日の午前中しか開いてないから、(午後まで開いてる木曜日だって17時半までだし)子どもが幼稚園やら小学校やらいってたら、取りに行くタイミング難しいですよね。。

なんとか都合をつけて、後日子どもを連れて行き、無事パスポート申請を受け付けてもらいました~。

パスポートの受け取り方&有効期限

一番値段の安いReisepass(ライゼパス)を申し込んだところ、約1週間後に書留で自宅にパスポートが送ってきました。

これで、安心して海外旅行ができます。

ちなみに、オーストリアの子どものパスポートの有効期限は

・2歳の誕生日までに作ったもの   2年
・2歳~12歳までに作ったもの      5年
・満12歳から            10年

です。

まとめ

子どもを忘れるという痛恨のミスで2度手間になった申請ですが、どうにか発行してもらうことができました。
わたしのように、忘れ物ですぐに申請できないこともあります。即日発行のパスポートは値段が高いので、海外旅行を計画しているかたは余裕をもってパスポートを取得しておくとよいですね。

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